長崎で介護に適したバリアフリーリフォームとは

こんにちは。
長崎介護リフォーム相談所 代表 松下です。

本日は「介護に適したバリアフリーリフォーム」についてお伝えしていきたいと思います。

介護リフォームの重要なポイントとは

まず始めに、介護リフォームを検討するにあたって、どこに重点を置くかという点になりますが介護を行う前提のリフォームの場合の大切なポイントとしては

・介護される方の身体状況

・介護する側の介護のしやすさ

・両者共の身体的・精神的負担の軽減

・介護しやすい動線・間取り・広さ

・怪我・転倒防止対策

・毎日を楽しく送れる生活環境

以上の6項目が大変重要かと考えております。

介護する方・される方の両者の負担や不安というのはとても大きいことかと思います。

まずは日々の生活動線の中でも、特に毎日使用する空間として水回りの介護リフォームを場所別に考えていこうかと思います。

介護に適したトイレリフォーム

まずはトイレのリフォームから考えていきたいと思います。

両者共に、毎日使う共有空間としてトイレがございます。

トイレで行う動作としては特に和式トイレの場合、筋力が低下している方には、とてつもなく身体的な負担が非常に大きいためこれを軽減もしくは無くす必要があると思います。

トイレリフォームの施工後
そこでトイレのリフォームとしては和式トイレから洋式トイレに変えるという介護リフォームが最適かと考えます。

和式トイレのように、しゃがむという動作を最大限減らし、また壁面に手すりを設置する事で立ったり、座ったりの動作という身体的負担を少しでも減らすことが可能です。

また身体状況には様々な人がいらっしゃいますので握力が弱い人向けに肘を使い、身体を支えることができる握る場所の幅が広い手すりもございます。

また間取り的に可能であればトイレの空間を少しでも、広く取ることで介護する方の介助する際の体的負担を減らし車いすに乗ったままのトイレの出入りを可能にし車いす使用の介助も可能になります。

また介護保険を受給されている方は和式トイレから洋式トイレへのリフォームは介護保険改修費の受給対象ですので是非、ご活用下さい。

介護に適した浴室リフォーム

次に介護リフォームする際の水回り空間として浴室になります。

介護リフォームの中の浴室リフォームにおいて在来式の浴室の場合の問題点ですが、まず浴槽が深型のタイプが多くございます。

浴槽に入る際のまたぎが高く、浴槽が深いため介護される方が滑って転倒する危険性がございます。

これは同じく土間のタイルにも共通している点かと思います。

また在来式の浴室はタイルの壁が多いかと思いますので、やはり冬場の暖かい部屋から急に寒い浴室に入った際の気温差による心臓への負担となるヒートショック症状が心配な点となります。

それらを解消してくれるのが「システムバス」になります。

システムバスの施工後

システムバスリフォーム後

システムバスにすることで浴槽のまたぎを低くすることが可能です。

浴槽のサイズによりますが浴槽の深さが現行の浴槽は、浅いタイプの浴槽になり更に底面も滑りにくい対策が施されているため万が一の転倒する可能性を最大限、抑止することが可能です。

また浴槽の中と壁面のそれぞれに手すりを設置する事で、入浴する際の入ったり、出たりする際の身体的負担の軽減につながります。

そして写真の天井部に設置しているのが暖房乾燥付き換気扇になります。

この暖房乾燥付き換気扇を使用する事で、冬場は入浴の前に、浴室のドアを開けておき脱衣場までを温める事で気温差によるヒートショックを防ぐ事が可能です。

また滑りにくく、汚れもつきにくい素材が多いため介助するかたの、介護の負担掃除などの負担を軽減する事も可能です。

最後に介護に適したリフォームのまとめ

最後に、介護に適したバリアフリーリフォームの考え方として、本日は介護生活の中でも介護される方・介護する方の両者にとって日々の生活動線の中心となるトイレと浴室のリフォームを中心として考えてきました。

特にトイレと浴室は、毎日使う場所だからこそ介護される方・介護する側の両者の身体的・精神的負担が特に多い空間ですので、いかにお互いのストレスを減らし日々の暮らしを少しでも楽しく笑顔で楽しく送ることが出来るかが大切と考えます。

また今後とも宜しくお願い致します。

お問い合わせ ※ご相談やお見積りで料金が発生する事はもちろんございません。また、しつこいお電話・強引な営業は一切行っておりませんので安心してお問い合わせください。

お急ぎの方はお電話ください。TEL:070-2335-8699 (日曜・弊社定休日を除く)

【オンライン相談サービス】
ご自宅から相談OK!リフォームオンライン相談サービスをはじめました。 お金のご不安や工事の進め方、工事中のくらしなど、気になっていることは何でもご相談ください。 →オンライン相談のご予約はコチラ